もちもちびより

心にやさしく生きるもちもちが人間になるまで。

話の組立てと、地頭力と対人感性力のおはなし

もちもちです。

本屋の立ち読み記録です…w

 

 

■読んだ本

タイトル:地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定

著者:細谷功

 

 

■もちもち的ピックアップ

○(最後の章かも)相手に理解してもらえる話の組立て(かな…)

↓具体的なトレーニング方法

・エレベーターテスト

   エレベーター内でお偉いさんに「最近(プロジェクトの進捗)どう?」って聞かれた時に端的に答えられるようにするってやーつ。

・30秒チェック

   自分の業務を30秒で言えるようにするやつ。

 

要するになんなのかを突きつめておく必要がある。

その練習になる。

 

・(コンサルに多い)話の組立て

結論から話す→何が言いたいか先に分かってもらう。

全体から話す→結論に対する理由を3つ。

単純に話す→個々を端的に。

※3つ→「3」って数字が多すぎず少なすぎず分かりやすい数字

 

 

 

○地頭型多能人ってなーに?

X軸で考えて、Y軸で行動するのが地頭型多能人。

 

・X軸:地頭力

 

・Y軸:対人感性力

 

・X軸←→Y軸

一般化して考える←→全て特殊と考える

効率重視←→ムダを許容

一貫性重視←→矛盾を許容

マクロから考える←→ミクロから考える

高所から考える←→相手の目線で考える

まず疑ってかかる←→まず共感する

批判的←→批判はしない

直球勝負←→変化球勝負(時に隠し球)

白か黒か←→全て灰色

 

○感想

私の肌感で申し訳ないですが、

地頭力がある人と対人感性力がある人は

それぞれこんな人が多いのかなと思いました。

 

・X軸の地頭力がある人

自分でどんどん仕事進められる

「上司に好かれるできる部下」だけど、

部下が何で出来ないのかや、部下の躓いてる部分が分からないっていう

「部下が離れる上司」に多い気がします。

人を潰しがちだから教える側には向いてなさそうだけど、

個々人の仕事はめちゃくちゃ出来る人達だなと思いました。

 

・Y軸の対人感性力がある人

あんまり会えたことがないので、仕事ぶりは分からないですが、

相手、その人は、どこが分からないのか、何に困っているのかを

一つ一つ階層を下がって一緒に考えていってあげられる人なのかなと思いました。

「こうすればいいのに」って自分は思ったとしても

相手、その人は、そこがネックになっているのかと、

一人一人違う事に合わせていけるのが対人感性力かなと感じました。

 

私の新卒時代の女性店長はこれをやってくれていて、

その時は部下として分かってもらえてる安心感がありました。

上司からの視点は分からないけど、

「部下から安心してもらえる上司」な気がします。

 

・私自身

元々は教える方が多かった気がします。

暗記はクソだからテストはだめだけど

大体授業で理解はできたので、

授業後に友達から聞かれた時に

「何でここが分かんないんだろ…」って説明に苦戦してたと思います。

 

でも、塾講師時代に、生徒一人一人に対して、

この子はどこが分からないのか、

何が気になっているのか、

ここが分からない以前にどこまで分かっているのかを

一緒に掘り下げて行くようにしました。

その子がどういう過程で考えてきたかを話してもらって、

「お!そこに気づくのはすごいね!」とか

「わー!ここまでできたじゃん!」とか

話の中からその子ができた所を見逃さないで褒めると、

その子自身も成長した実感を持てるし、

私も教えている子の理解度も分かるので、

一石二鳥かなと思っています。

 

ただここまでの過程で、

地頭寄り→対人感性寄りと完全移行してしまったので、

今は対人感性力強めで地頭力弱めな気がします。

 

この本の「X軸で考えて、Y軸で行動する」って表現が物凄くしっくり来て、

考える部分と実際に行動する部分を分けてできるようにすればよかったのか…!とスッキリしたので

今後はそう意識していこうと思いました。

 

また、対人感性力寄りな私に対して、

彼氏は完全地頭力寄りなので、

お互い補っていけたらいいのかなとも思いました。

 

 

■おわり

気になる本は本屋で立ち読みして、

複数の章をざっくり読んじゃって、

それでも買いたい…って思ったらやっと買うようにしてますすみません…

 

今後も買っても買わなくても、いいなーって思った本があったら

メモ程度に纏めたいなと思います。。

 

我が家のじゃないけど。。

お題「我が家の本棚」